Rio de Janeiro

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2013年9月29日日曜日

【News】タンクにシート置き忘れが原因 汚染水処理停止

ネズミが感電して冷却が止まったときもそうだったけど、こういう単純なミスで大問題に発展してしまう。
そもそも原子力は手に負えない技術だと思うのだけど、そうは思わない人が多くいるのが不思議。
こんなことが起き続けているのに、
「日本は原発事故を契機に、いまや世界最高の技術を手にしたので、世界に日本の原発を売りに行くのです」
"The situation is under control." 
と胸を張って言える神経は、正常なのだろうか。
何か間違っていると思う。


http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2900V_Z20C13A9CR8000/?dg=1

日本経済新聞Web版

タンクにシート置き忘れが原因 汚染水処理停止 

2013/9/29 21:36
 福島第1原子力発電所の新型の汚染水浄化装置(ALPS)が不具合で停止した問題で東京電力は29日、処理タンク内に置き忘れたゴム製シートがタンクの排出口をふさいだのが原因だったと発表した。シートは回収し、不具合は解消した。東電は早期の運転再開を目指す。
福島第1原発の汚染水処理設備「ALPS」タンク内部の排水口と見つかったゴム製のシート(29日)=東京電力提供・共同
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福島第1原発の汚染水処理設備「ALPS」タンク内部の排水口と見つかったゴム製のシート(29日)=東京電力提供・共同
 ALPSは27日未明に試験運転を始めたが、約1日後に汚染水から放射性物質を取り出す部分で流量が減少。異常が発生したとして浄化作業を止めた。
 処理タンク内部を調査したところ、仮設のはしごを固定するためのゴム製シートがはずれ、排出口をふさいでいた。シートは本来、運転前に片付けてタンクの外に出すが、置き忘れていたという。タンク内に他の異物はないことを確認した。
 東電は同型の別のタンクでもシートの置き忘れがないか、水を抜いて調べている。
 ALPSは汚染水から放射性物質を除去する装置で、増え続ける汚染水対策の切り札とされている。当初は昨秋に稼働する予定だったがトラブルが相次ぎ、本格稼働は大幅に遅れている。

2013年9月19日木曜日

Breaking an atmosphere: Norika Fujiwara's brave action in slamming secret bill

Norika Fujiwara, one of the most major actresses in Japan, stated that she is against the secret bill that stiffens penalties against civil servants who leak classified information. The bill is going to be taken up by the Diet in a session scheduled to open October 15th.

Stating one's political view in public is not allowed for show biz people in Japan: it is an unwritten rule of the industry. Thus her action was so brave that she might lose some of her business. Actually, Taro Yamamoto, who was a famous actor, shared his anti-nuclear view after the Great Earth Quake in 2011 via Twitter and his weblog and lost most of his business in the industry.

I hope that many Japanese famous people follow her to break an atmosphere covering Japan: an atmosphere that talking political issue is "weird." Most Japanese people are reluctant to talk political issues even in private spaces, so usually the discussions on important political issue aren't deepen among general public. As a consequence of it, politicians and bureaucrats often tell lies without any shame, as seen many times in the course of development of nuclear policy and... in the bid of 2020 Olympic Games.




Fujiwara breaks TV taboo, slams secrets bill

The Japan TImes SEP 18, 2013
http://www.japantimes.co.jp/news/2013/09/18/national/fujiwara-breaks-tv-taboo-slams-secrets-bill/#.UjqbBdIwmFA


BY MAGDALENA OSUMI
STAFF WRITER



Norika Fujiwara has broken an unwritten rule of the television business: sharing her political views. The popular model and actress has come out against a bill that stiffens penalties against civil servants who leak classified information.
Writing on her website, Fujiwara, 42, said passing such a law would adversely affect citizens and encouraged her fans to pressure the government to kill the bill, which the Diet will take up in an extraordinary session scheduled to open Oct. 15.
In a message posted on Friday, Fujiwara accused the government of covering up the truth about the crisis at the Fukushima nuclear plant, and spreading misinformation about radiation and leaks of radioactive water there.
“As a citizen I am really concerned about it,” Fujiwara wrote in another message. “Our nation has a right to know.”
Fujiwara joins the Japan Newspaper Publishers & Editors Association in opposing the bill as a violation of the right to freedom of speech that will undermine Japan’s democracy.
“Once the bill is signed, the people who will write the truth on the Internet (or through other means) will be punished,” she stressed. “When I think of all the consequences that it will lead to, it really bothers me.”
In a message posted soon after the International Olympic Committee picked Tokyo to host the 2020 Games, Fujiwara said she was hopeful the duty would prompt the government to tackle the radiation crisis head-on.
Fujiwara revealed that she had also used the government’s public comment system to voice her opinion to the Cabinet Intelligence and Research Office.
However, she complained that the public comment system only gives citizens two weeks to provide their opinions on implementing the law.
Fujiwara also provided detailed information on her website on how to contact the government, and encouraged her fans to send in their own opinions by Internet, fax or mail.
Fujiwara, who has been involved in charity activities in Japan and elsewhere as the PR ambassador for the Japanese Red Cross Society, recently made her eight visit to areas damaged by the Great East Japan Earthquake.
In May, the actress received a special award at the Nikkei Social Initiative Awards ceremony, held by the Nihon Keizai Shimbun, for her contributions to society.
However, she is not the first TV celebrity to expose herself to criticism by expressing her opinions.
After speaking out against nuclear power in the aftermath of the Fukushima disaster, actor and activist Taro Yamamoto lost a part in a TV series, and another show he appeared on cut to a commercial in the midst of his political commentary.
Yamamoto was elected to the Upper House in July after vowing to rid Japan of atomic power.

Secrets protection bill placed in Mori’s hands

Jiji
Prime Minister Shinzo Abe decided at a Cabinet meeting Tuesday to put Masako Mori, minister for measures against the declining birthrate, in charge of a state secrets protection bill.
Abe said the goal is to submit the bill at the extraordinary Diet session to be convened Oct. 15.
The bill would stiffen penalties for public officials who leak confidential information.

2013年9月18日水曜日

【登壇予定】(10/27)市民が進める温暖化防止2013 ~科学と市民のチカラで危機を乗り越える~(気候ネットワーク)

10月26日(土)~27日(日)に京都で開催される
市民が進める温暖化防止2013 ~科学と市民のチカラで危機を乗り越える~(主催:気候ネットワーク)
の2日目の分科会に登壇させて頂くことになりました。

若者の立場から、エネルギー政策に対してどう関わっていくべきか、
考えていきます。

共にお話させて頂くのは、YEN(若手社会人環境ネットワーク)でお世話になった福嶋慶三さん!
久しぶりに福嶋さんの軽妙なトークが聞けると思うととても楽しみです。

また、緑の党共同代表の長谷川 羽衣子さんはお会いしたことはありませんが、僕はツイッター等で一方的にファンでした!いやー、こんなところでお会いできるとは、ドキドキ・・・

原強さんはまだ存じ上げませんが、地元京都で精力的に活動されているようで、どんなお話になるのか楽しみです!


このイベントにご参加される方いらっしゃいましたら、ぜひお話しましょう♪♪


URL: http://www.kikonet.org/event/sympo13.html


3:ユースとエネルギー政策
<企画・運営:Climate Youth Japan>

エネルギーを考える若者の集い~eneyan3~(仮称)

「若者とエネルギー政策」をテーマとして、政策に対して若者がどう関わるべきか、関わることができるのかということについて意見を交わします。
出演:
福嶋 慶三さん(尼崎市理事)
長谷川 羽衣子さん(緑の党共同代表)
福島 宏希さん(United Youth代表)
原 強さん(コンシューマーズ京都)他



(以下、転送歓迎)
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<気候ネットワーク・全国シンポジウム>

      市民が進める温暖化防止2013
   ~科学と市民のチカラで危機を乗り越える~

  日程:2013年10月26日(土)、27日(日)
  会場:同志社大学 新町キャンパス(京都市上京区)

最新情報 http://www.kikonet.org/event/sympo13.html
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 今年4月より、日本は温暖化対策の計画のない「空白の時代」に突入しまし
た。市民・地域は自然エネルギー普及に取り組んでいますが、政策の後退は深刻
です。一方、9月にIPCC第5次評価報告書の発表が始まり、気候変動への関心は再
び高まりつつあります。本シンポジウムでは、気候の科学や政策、市民活動の最
前線で活躍する専門家を招いて参加型の議論を行い、「気候危機」を乗り越える
ために行動する人のネットワークを広げます。


▼日時
2013年10月26日(土)13:00~17:00(受付12:30~)
   10月27日(日)9:30~16:00(受付9:00~)
              *途中入退場可

▼会場(予定)
同志社大学 新町キャンパス(京都市上京区)
http://www.doshisha.ac.jp/information/campus/imadegawa/shinmachi.html

▼お申込み
次のウェブページよりお申込みください。
http://bit.ly/Kiko20131026

▼参加費
一般:1,000円、気候ネットワーク会員:無料


▼プログラム(予定)

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10月26日(土)13:00~17:00
全体会「科学と市民のチカラで危機を乗り越える」
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・ご挨拶「温暖化対策の危機を乗り越えるために」
 浅岡美恵(気候ネットワーク代表、弁護士)

・基調講演「温暖化の科学が今、言えること~IPCCの最新報告から~(仮)」
 江守正多さん(国立環境研究所)

・話題提供「温暖化の科学と私たち~受け止め方と伝え方~(仮)」
 枝廣淳子さん(環境ジャーナリスト)

・ディスカッション「科学を行動につなげる~脱温暖化・脱原発の両立へ~」

【コーディネーター】
 枝廣淳子さん(環境ジャーナリスト)

【パネリスト】
 大島堅一さん(立命館大学教授)
 末吉竹二郎さん(地球環境問題アナリスト)
 平田仁子(気候ネットワーク)
 土居健太郎さん(環境省)
 江守正多さん(国立環境研究所)


*気候ネットワーク15周年記念・大交流会(18時~)


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10月27日(日)9:30~12:00 午前・分科会
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●エネルギーシナリオ分科会(9:30-12:00)
「省エネと再エネを軸にしたエネルギー環境の未来シナリオから考えよう
 ~省エネ・再エネを大きく進めるために必要な政策は?~」

 将来の持続可能な未来を描くシナリオを基に、これからの省エネルギー・再生
可能エネルギーの可能性とその実現の在り方について議論します。

【出演】
 歌川学さん(産業技術総合研究所)
 外岡豊さん(埼玉大学)
 平田仁子(気候ネットワーク)他


●低炭素地域づくり分科会(9:30-12:00)
「市民のチカラを高め、活かす温暖化対策」

 地域の政策・活動で重要なのは「市民力」です。先進的な温暖化対策の事例報
告を通じて、どのように市民力をアップさせていくかを考えます。

【出演】
 神田浩史さん(NPO法人泉京・垂井)
 木原浩貴さん(京都府地球温暖化防止活動推進センター)
 新川達郎さん(同志社大学)
 和田武さん(元立命館大学、自然エネルギー市民の会代表)他


●ユース分科会(9:30-12:00)<企画・運営:Climate Youth Japan>
「エネルギーを考える若者の集い~eneyan3~(仮称)」

「若者とエネルギー政策」をテーマとして、政策に対して若者がどう関わるべき
か・関わることができるのかということについて意見を交わします。学生や若手
社会人はもちろん、幅広い世代・立場の皆様のご参加をお待ちしています。


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10月27日(日)13:00~15:30 午後・分科会
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●原発ゼロノミクス分科会(13:00~15:30)<共催:eシフト>
「脱原発で経済活性化!
 ~再生可能エネルギー普及への道をきりひらこう!~」

 脱原発と大幅な再生可能エネルギーの普及に向けて今後何が必要なのか、電力
システム改革の方向性や長期的ビジョンなどについて理解を深めます。

【出演】
 植田和弘さん(京都大学大学院)
 小西雅子さん(WWFジャパン)
 竹村英明さん(エナジーグリーン)
 ゼロノミクマ(原発ゼロノミクス)
 村上敬亮さん(資源エネルギー庁)
 吉田明子さん(FoE Japan)


●温暖化防止教育分科会(13:00~15:30)
「持続可能な低炭素社会づくりのための教育」

 低炭素社会を担う「ひとづくり」、3.11後のエネルギー・環境教育について全
国の先進的な取り組みを共有し、今後の教育のあり方について議論します。

【出演】
 西澤浩美さん(京都府地球温暖化防止活動推進センター)
 藤野純一さん(国立環境研究所)
 藤井聡さん(京都大学大学院)他


●国際交渉分科会(13:00~15:30)
「ワルシャワ会議(COP19/CMP9)直前!~2015年合意に向けた各国の動向~」

 11月に開催されるワルシャワ会議のポイントを共有し、各国の気候変動政策に
詳しい専門家の報告をもとに参加型のディスカッションを行います。

【出演】
明日香壽川さん(東北大学)
高村ゆかりさん(名古屋大学)
田村政美さん(外務省)
山岸尚之さん(WWFジャパン)
和田重太さん(弁護士・日本環境法律家連盟)


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10月27日(日)15:30~16:00 全体会
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●クロージング(15:30~16:00)
各分科会での議論を共有し、まとめます。




▼お問合せ
特定非営利活動法人 気候ネットワーク
TEL 075-254-1011 FAX 075-254-1012
MAIL kyoto@kikonet.org

▼主催
特定非営利活動法人 気候ネットワーク

▼共催
同志社大学ソーシャル・イノベーション研究センター

▼後援
外務省、その他後援名義申請中

▼備考
本シンポジウムは平成25年独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の助成を
受けて開催いたします。
*プログラム等は変更される可能性がありますのでご了承ください。
 最新情報は気候ネットワークのウェブサイトでご確認ください。

2013年9月9日月曜日

【東京オリンピック】液状化、大地震、原発。

昨日、2020年夏季五輪が東京に決まりました。

オリンピックの施設候補地は湾岸に集中しているけど、大地震が来たら液状化で一番先に沈むんじゃないのかな?それとも最新の工法では液状化の影響を受けないのでしょうか。

http://tokyo2020.jp/jp/plan/venue/
特に「東京ベイゾーン」って危険そう・・・

そもそも大地震の可能性をまともに考えたら東京にオリンピックなんて呼べないと思うから、得意の「起きないこと」になってるのでしょうかね。(計画段階ではいろんな対策があるんでしょうけど。ただそんな「対策」が実際に地震が起きたらどれだけ役に立つんでしょう)

東北でまた大地震が起きれば福島原発の使用済み燃料が危なくて、下手をすれば東京も人が住めなくなるし、首都直下型地震では東京壊滅、南海トラフはもうこりゃ大変。浜岡はドッカーン、東京は死の灰。

全国に原発と言う名の巨大リスク源が散らばっているから、どこで地震が起きてもさあ大変。だけどこれまで通り景気のいいことを言って票とお金を集めたい政治家さんたちは、「リスクは無いんだ」と強弁を貼る作戦で、人々が快感を覚える方向へ持って行こうとする。経済界はとりあえず人々がお金を大盤振る舞いで使うようになってもらいたいから、その方向を後押しする。

これって既視感あると思うの、僕だけですか?
2011年の3月11日より前に、何て言って国は原発を動かしてたんでしたっけ?

とりあえず目の前の一部業界と政界の人の利益さえ確保されればいいから、再稼働の新規制基準は穴があってもとりあえずOK。謎の猶予期間により対策とらなくても動かせる。活断層は真下を通っていなければいいんだという理屈で、よく分からない舌戦を規制委員会と電力会社が繰り広げている。もちろん、高レベル放射性廃棄物なんていう、考え出したらきりがない問題は封印。とりあえず将来世代に負担はお任せ。

311後、再び「巨大リスクからは目をそらせ」「国民には快感を」、という方向に舵が取られ、見たくないものを見ないようにしている。そうでなければ大地震の可能性が高まっていると言われている日本で、まだ放射能出しまくっている原発のそばでオリンピックなんて考えられない。

既にメディアの報道も圧倒的にオリンピック歓迎ムードを作りだしていて、これはどんどん加速するんだろうけども、7年後とは言わず、次の瞬間にでもこの国はどうなってしまっているか分からない、そういう大きなリスクを抱えたままなんだということはあまり認識されていないんでしょうね。

規模は違うけど、太平洋戦争前もこういう浮かれ方だったんだろうなって、思いました。