昨晩(2014.7.16)のNHKニュースに、月1回くらいのペースで行っているエネルギーのカフェの模様が取り上げられました。
原子力規制委員会の審査をパスした初の原発が鹿児島で再稼働する可能性が出てきたことについてです。
電力会社と政府(立地自治体も含めて)は住民も含めた議論には正面から取り組もうとせず、
自分たちだけで決めた結論を「説明」するだけで進めようとしています(安倍さんが「世界最高水準の規制」とのたまう新規制基準には、まったく世界レベルではないという多くの批判が寄せられています)。
このような小規模なものでも学習し、話し合いを積み重ねていくことで、少しでも民意を政治へ反映する土壌づくりができればと思っています。
リンク:http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140716/k10013069761000.html
(記事本文)
国の原子力規制委員会が安全性を確認した原発について、運転再開を進めるという政府の方針について、エネルギー問題に関心を持つ若者のグループからは、国民的な合意がないまま再稼働に向けた動きが進むことに対して懸念の声が上がっています。
このグループは、福島の原発事故をきっかけに若い世代が気軽にエネルギー問題について意見を交わす場を作ろうと、月に1回程度集会を開いています。
今月、東京都内で開かれた集会には、20代から30代の学生や会社員など10人余りが集まり、川内原発の再稼働について意見を交わしました。
この中で参加者からは、原子力規制委員会が「規制基準を満たしているからといって事故のリスクがゼロになったとはいえない」としていることを念頭に、「基準をクリアすれば再稼働するというのはとても危ういと思う」などと政府の方針に対する不安の声が出されました。
また、再稼働を巡る賛否が分かれていることを踏まえ「もっと国民や地元の意見を聞いてほしい」とか「国民の意見を政策に反映させる仕組みを作ってほしい」などと国民的な合意がないまま再稼働に向けた動きが進むことに対して、懸念の声が上がっていました。
集会を呼びかけている福島宏希さんは「エネルギーを原発に頼るかどうかはもっと議論が必要だと思う。国民的な合意がないまま原発の再稼働を決めると、国民1人1人が自分たちの問題としてエネルギー政策を考える機運をそぐことにつながる」と話していました。
今月、東京都内で開かれた集会には、20代から30代の学生や会社員など10人余りが集まり、川内原発の再稼働について意見を交わしました。
この中で参加者からは、原子力規制委員会が「規制基準を満たしているからといって事故のリスクがゼロになったとはいえない」としていることを念頭に、「基準をクリアすれば再稼働するというのはとても危ういと思う」などと政府の方針に対する不安の声が出されました。
また、再稼働を巡る賛否が分かれていることを踏まえ「もっと国民や地元の意見を聞いてほしい」とか「国民の意見を政策に反映させる仕組みを作ってほしい」などと国民的な合意がないまま再稼働に向けた動きが進むことに対して、懸念の声が上がっていました。
集会を呼びかけている福島宏希さんは「エネルギーを原発に頼るかどうかはもっと議論が必要だと思う。国民的な合意がないまま原発の再稼働を決めると、国民1人1人が自分たちの問題としてエネルギー政策を考える機運をそぐことにつながる」と話していました。